資金調達 経営コンサルタント

これ、良く聞かれます。
経営コンサルティング会社が赤字って、洒落になりませんよねって。
でも、そんな事はありません。
経営コンサルティング会社でも赤字になることは当然あります。
例えば、今回のコロナ禍の影響で飲食業は大きな被害を受けている訳ですが、飲食業専門の経営コンサルティング会社も当然被害を受けてしまう訳です。
売上9割減の飲食店を同時に複数店助けることは、物理的にも不可能な場合が殆どだからです。
それでも、経営コンサルティング会社が儲かっていなければ相談する気になれないようです。
初めて、相談者の事務所へお伺いした時に「儲かっているんですよね？」って良く聞かれます。
これ、営業車がホンダフィットの時代です。
それで、営業車をベンツC200に買い換えました。
ベンツもピンキリですが、C200は真ん中ぐらいですかね。
営業車ですから・・・。
それからC200で乗り付けると嘘のように聞かれなくなりました。
やはり、例え見栄えだけでも安心感が必要だったのでしょうね。
確かに経営コンサルティング会社は、経営や財務に詳しい面がありますが、必ずしも自分の会社の経営がうまいとは限りません。
腕はあっても医者の不養生と言う場合もあります。
ただ、多くの会社の経営状態を第三者の目で見ますので、内部の諸事情に惑わされる事なく、冷静な判断ができると言えるでしょう。
ですから、経営コンサルティング会社が儲かっているかどうかより、どのような実績があり、相談した時にどれだけ現実的で実効性のあるアドバイスがあるかどうかで判断すべきでしょう。