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83.コロナ鎮静後の債務超過をどう防ぐ?

2020年4月3日

コロナ対策の融資制度は、かなり拡充されてきました。
恐らく、多くの方は多めに借りると思います。
何時ごろまでに終息するのか予想が立たない訳ですから当然です。
問題は、終息後にやってきます。
コロナの影響を受けて売上が落ちれば、多くの場合赤字になります。
影響が長く続けば続くほど、赤字幅も大きくなり、最悪は債務超過になる可能性もあると思います。
そうなれば、売上が復活しても事業拡大の為の運転資金の融資が受けられなくなる可能性があります。
それが解っていたとしても、恐らく防ぎようはないでしょう。
債務超過を埋めるためには、増資か劣後ローンしかないでしょう。
政府が特別な劣後ローンを用意する事も考えられなくはありませんが、それを当てにしても確実性はありません。
今でも劣後ローンは、日本政策金融公庫で取り扱っていますが、それも簡単に借りられるようにはなっていません。
そうなりますと、やはり確実なのは増資です。
では、増資資金はどうするのかと言う問題があります。
ですから、事前に準備しておく事が必要です。
例えば、多めに借りた分で保険に入っておく事をお勧めします。
仮に2000万円分の保険に入っていれば、2000万円の増資が出来ます。
勿論、保険に入った2000万円を使う事もできます。
但し、どの保険会社のどの保険に入ればそのような事が出来るのかとか、払った保険料を使いたい時に保険会社の貸付制度を使ってしまっては意味が無くなってしまいます。
前にもメルマガで似たような事を書いたのを見て、勝手な判断でソニー生命に入ったため、増資はできませんでした。
どの保険会社を選び、払い込んだ保険料を現金化して使いたい時にはどうすれば良いのかとか、増資はどのようにすれば良いのかは複雑なスキームのため、個別に相談して下さい。
コロナの影響で赤字が確実で債務超過になる方は、余分に借入後にご相談頂ければ、債務超過を解消するための準備について無料相談を受けさせて頂きます。


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