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82.中小企業の後継者不足をM&Aで?

2020年3月22日

日本には後継者不在の企業が127万社もあると言われています。
後継者がいないと言う事は、M&Aで売却するか清算して会社を閉じるしかありません。
しかしながら、黒字で従業員がいるような会社を清算するより、従業員の生活もありますので、できればM&Aで他の経営者にバトンタッチする方が良いでしょう。
また、赤字の会社でも安く買えば、創業で準備から始めるより、赤字を黒字化する事に集中して努力する方が早いケースもあります。
それで、後継者不在の会社や従業員が助かる事にも繋がります。
更に言えば、老舗で特別な技術やノウハウを持っているが、国内だけでしか活動しておらず、高齢の経営者ではネットで世界中に販売網を築く、所謂越境ECのノウハウもなく、宝の持ち腐れ状態の会社もごく僅かではありますが、丹念に探せばあります。
弊社も通常のM&Aのお手伝いは行って参りましたが、中小企業と言っても年商1億円以下で数百万円から数千万円で売買する事は大変難しいと考えていました。
所謂、デューデリジェンスの費用もそんなに掛けられないからです。
デューデリジェンスで手を抜くと後で、問題が発生すると思っていたからです。
しかしながら、数億円以上の買物はやはり買手も上場会社や大企業と言う事で
それだけ細部にも厳しく精査する事を望みます。
これは、コンプライアンスの問題もありますが、融資を引くための担保価値査定にも使われているからです。
それが、買手も中小企業や個人になりますと、総費用を安く押さえたいために多少のリスクは気にしないと言う傾向にあります。

また、売手も中小企業であっても買手複数社と同時に交渉して、提示価格の高い買手と交渉でする事もできます。
しかしながら、高く売るためには売りに出す前に財務改善を行う事が最も効果的です。
少しでも高く売りたい方は、是非ご相談下さい。

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