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77.コロナウイルス対策はキャッシュフロー?

2020年2月14日

広がりを見せるコロナウイルスですが、もはや中国系関連性は低くなり、日本人同士の感染がメインとなり、どこへ外出するにもマスクが必要で、出来れば出かけたくないと言う人が増えています。
この事が経済活動をスローにさせてしまいます。
旅行業が被害に合う事は、誰でも想像できると思います。
旅館やホテルのキャンセルが増えれば、食材や備品などを納入している業者にも影響がでます。
羽田から中国人を乗せたタクシーの運転手が感染したと報じられれば、タクシーの利用者が減ります。
病院の医師が感染したと報道されれば、軽い病気では病院に行かなくなります。
全体的に外出を控える傾向になれば、外食産業やデパートなども何らかの影響を受けます。
そうなれば、納品業者から運送業に至るまで影響が出てくる可能性があります。
こうなりますと、どの業種にどれだけの影響が出るのか予想が付かなくなります。
自分の業界は大丈夫だろうと思っていても、突然やって来るかも知れません。
そのような時にでも事業を継続するには、何と言ってもキャッシュフローが潤沢にあるかどうかでしょう。
このように突如降りかかって来る災害は、そんなに長くは続きません。
何れ、正常に戻ります。
問題は、それまで耐えられるかどうかで運命が決まります。
つまり少々業績が落ちても現預金にゆとりがあれば、耐えられると言う事です。
災害を受けて業績が落ちてから、金融機関に融資を申し込んでも必ず借りられる訳ではありません。
普段からのキャッシュフロー経営が重要なのです。
純資産合計が資本金の額を超えているにも係わらず、月商の3ヶ月分のキャッシュフローを確保できない会社は財務戦略が悪いと言えます。
専門家に相談すれば解決するでしょう。

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