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56.自社の帝国データバンクの点数を知っていますか?

2019年9月21日

帝国データバンクや東京商工リサーチと言う調査会社の名前ぐらいは聞いた事があると思います。
特に帝国データバンクは銀行の90%以上が参考にしている調査会社です。
リース会社は、ほぼ100%近くが参考にしていると言うより重視していると思います。
ですから、銀行も帝国データバンクの点数が51点以上の会社を選んで融資の営業に出かける程です。
リース会社ならD4(36点~39点)まで落ちるとコピー機のリースさえ通らない事があります。
リース会社では帝国データバンクの評点はかなり審査に影響すると言っても過言ではないでしょう。
銀行は、リース会社ほどではありませんが、やはり50点以上であればプロパー融資を出やすいと言えるでしょう。
このように帝国データバンクの評点は銀行融資やリース審査に影響がある場合がありますので、まずは自社の評点を知る事が重要です。
其のうえで、どのようにすれば点数を上げる事ができるのかを考える必要があります。
ちなみに帝国データバンクの評点の基準は次のようになっています。
中小企業の多くはD判定(D1~D4)で点数が付くのは50点以上です。
50点もD1なのですが、50点以上からは点数表示になります。
50点以上は融資もリースも通常に取引できる基準だと言えます。
50点を切ると、何らかの条件を付けて取引する相手と言う事になります。

・A:86~100
・B:66~85
・C:51~65
・D:36~50(D1:47~50/D2:44~46/D3:40~43/D4:36~39)
・E:35以下

中小企業では、B判定の企業はありません。
つまりC判定が最高になります。
この帝国データバンクの点数を上げるのは、そんなに難しい事ではありません。
決算書を提出して、社長自身が面談に応じていれば、実力より少し良いぐらいの評価を貰えるでしょう。
評価が悪い会社の多くは、社長が面談に応じていませんし、決算書も提出していないケースが多いと言えます。
勿論、そのようにしていても業績が相当悪ければ仕方がありません。
是非、一度自社の点数を調べて見て下さい。
但し、自社の評価を自社で調べる事は出来ませんので、誰かに頼んで調査してもらうのが良いでしょう。





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